「四角い穴と丸い杭」

Cibnetには、2つの哲学があります。

1つは、クリエイティビティーとビジネスは正反対のものではないということ。正反対でもなければ、相容れないということもなく、相反する性質の才能でもありません。全く異質のように見えますが、共存することはできるのです。

フリーランスのクリエイターたちは、もっとビジネスについて知ったほうがいい。なぜか?

  • 自身の仕事や会社経営を効果的に進めるため
  • クライアントであるビジネス側の要求を理解するため
  • プロフェッショナルな形でのコミュニケーションをとるため
  • 自らの作品をベストな状態に仕上げるため

ビジネス側の人間たちは、クリエイターたちをもっと理解する必要がある。なぜか?

  • ビジネスにとって資産とも言えるクリエイターたちにベストな仕事をしてもらうため
  • フリーランサーや小さなクリエイティブの会社と対立ではなく共存するため
  • ネガティブな結果を恐れてではなく自信に満ちたポジティブな決断を下すため
  • クリエイティブたちにいい作品を生み出せるようなゆとりと自由を与えるため

そして、クリエイティブ企業はビジネスとクリエイティブの両面を融合していかなければならない。

  • ビジネスにおいて生き残るため
  • 社員を支援し、守るため
  • クライアントにクリエイティブなプロセスを理解してもらうため
  • 国際的なマーケットとつながるため
  • すばらしい仕事・作品をクライアントに提供するため

四角い穴に丸い杭でも、丸い穴に四角い杭でも、多少の摩擦を覚悟するならばいずれはその杭を打ち込むことはできます。穴と杭の間に摩擦を吸収するわずかなゆとりがあればよいのです。

もう1つの哲学は、理解が大切だということ。いい作品を作るにも、またビジネスで成功するにも、そして、ひいてはこの世界をよくしていこうと考える時にも、理解が鍵となります。「 記事一覧 」のページを見ていただくと分かる通り、記事のテーマをクリエイティブ側とビジネス側の視点で対比させているのは、どちらか一方が努力するのではなく、双方が相手を理解することが必要だという考えに基づいています。