所有権と報酬

マネージャーたちは、従業員にとってお金が一番の報酬でそれを与えていれば十分だと思いがちです。時間給や出来高制で働く人にはよいかもしれませんが、クリエイティブな仕事に対しての報酬の場合は異なります。これは何故かと言うと、クリエイターは創作のプロセスで自分自身の一部を作品に表現すると言っても過言ではなく、そのため金銭的には量れない部分があるのです。報酬が支払われ、所有権が移った後もクリエイターは心情的には作品の所有権を持ち続けているともいえ、もしこの「自己の投影」がきちんとした形で評価されず、お金以外の形で報われなければ、そのクリエイターのアイデアはいずれ出し尽くされ枯れいってしまうでしょう。

所有権はいろいろな形でとらえることができます。

単なるお金ではない、何らかの見返りがない限りインスピレーションは減退し、才能も枯渇してしまいます。個人の貢献を尊重することで、お荷物なだけの疲れ切った従業員を作らないようにしましょう。