アイデアを形にする

創造には、2つの段階があります。まず思いつきの段階。そしてそのアイデアを具現化する段階です。誰でも思いつくことはできますね。全ての人にクリエイティブな能力が備わっているからです。しかし創造の第2段階では、そのアイデアを他の人にも共有してもらえるような形にしなければなりません。

我々は本能的に問題を解決する能力があります。ですから、困難に直面するとクリエイティブな解決方法でそれを乗り越えるのです。何処からともなく姿を現したアイデアをどのような形にするかは私たち次第。文章、映像、オブジェ、メロディ、アクション、メソッド、色、等々。アイデアを昇華させる何かのメディアを選ぶというだけのことなのかもしれません。

「アイデアは想像力による救済である。」〜 フランク・ロイド・ライト

アイデアが何処からともなくやって来るという認識は実は間違いで、いつでも、そのアイデアを思いついた人の体内で醸成します。それらはまた、別のアイデアからの影響を受けたり、相反する二つのコンセプトの組み合わせで生まれたりします。アイデアはその人の体内を通過します。その時にどんな色が与えられるか、どのように解釈されるかという問題は、受け止める個人の経験値や人間性、思考の仕方やスキル等によって異なります。クリエイティブな思考は、そのひとつひとつが唯一無二です。結果的に似たアイデアであっても、その形に到達するまでのプロセスは異なり、固有な事象の影響を受けているのです。

思えばこの記事に書かれている内容も、既に誰かが議論していることかもしれません。全てのアイデアは個人の思考プロセスを通過し、ある時点、ある場所において発表されます。そして他の人たちの考え方に影響を与えて進化したり、全く別な考えに変化したりするのです。

そして創造のプロセスは続く・・・